「産業クラスター」とは、技術・生産・研究・人材教育・資金・情報などを提供する機関が、ぶどうの房状に連結・集積している地域(米国のシリコンバレーはその代表)のことを意味するビジネス用語です。
バブル崩壊以後わが国では、長期に渡る景気低迷で、産業や経済に活力が失われてきましたが、これを打破し、再び国際競争力を取り戻すためには、国内各地に元気な「産業クラスター」を形成していくことが求められます。そのためには、地域の中堅・中小企業、ベンチャー企業などが、「知の集積力」を持つ大学、研究機関などとダイナミックに連携しあい、その相乗効果で特定の分野における濃密な人的ネットワークを形成し、「産業クラスター」へと発展させていくことが有効です。
このような「産業クラスター」を形成するために最も重要なキーワードは「イノベーション」です。イノベーションは新たな技術やアイデアをもとに、競争力ある商品やサービスを市場に送り出し、経済社会に大きなインパクトを与えることを意味しています。こうしたイノベーションを次々に創生できる環境を、国内各地域に整備
することが、経済産業省の推進する「産業クラスター計画」のねらいです。このような環境整備を通して、新たなベンチャー企業や世界に通用する中堅・中小企業からなる産業クラスターが、地域に形成されることを目指しています。





